光芒


1年前の秋、雨上がりの晴れた朝に見た光芒。天使のはしご。
昨年は雨が少なく、青く澄んだ日が続いた10月であった。

今朝ニュースを見てみれば、ここ10日間で日照時間が合わせて8時間(すなわち1日分の日照時間)にも満たないと伝えていた。
確かに雨と雨音には、心を静かに包み込むような優しさと穏やかがある。
一方、太陽の光は身体にも心にもポジティブな「動」へと向かうエネルギーの源になっているのだなと雨続きの日に実感する。

明日の朝にはこの雨が全てを洗い流し、嵐が全てを吹き飛ばし、また太陽の光を連れて来てくれることだろう。
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CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII LENS: M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 Pro
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秋雨の朝、夏雲を想う


長い秋雨が数日降り続いている。
こんな空模様が長く続くと普段は憂鬱な気持ちにもなるものだが、この長い秋雨は熱を帯びた私の身体を少しずつ冷まし、その雨音は静かに私の心の中に響く。やるせないほどに空が高い秋晴れの日が続くより、こんなしっとりとした日が続くのも悪くはない。
そんな長い秋雨の夜、ベッドの中でいにしえの秋歌を紐解いてみる。

あかつきの露は涙もとどまらで恨むる風の声ぞ残れる 相模

夜明け前のお別れの時、涙は止め度なく流れ落ち、朝が明けてしまえば嘆き悲しむような風の声だけが残っていたよ、なんていうニュアンスの歌であろう。

日本的美意識、集団的無意識の面白いところは、物事の因果関係や主述関係を、自然や季節の移ろいに投影して語ってしまうところであろう。
上の歌も、お別れの時が来るのは誰のせいでもなく朝が来てしまったからであり、嘆き悲しむ声を発する主語は「風」であったりする。主述関係、因果関係によって構築される英語には、とてもそのニュアンスが訳しにくい歌に思える。
ただ、そんな曖昧さが日本的美意識の美しく優れたところで、平安期の歌や古典、明治から昭和にかけての近代小説、そして現代の映画やドラマや歌謡に至るまで、幾度となく巡り繰り返す季節や自然の姿に自分自身の心の有りようを投影して、日本人は悠久の年月にわたり物語や歌、そして言葉を紡いで来たようにも思える。

長い秋雨の朝、クルマの曇ったサイドガラスに浮かび上がった残像。そんなイメージ越しに、何故だかふと梅雨明け頃に見た夏雲や光を懐かしく思い出す。
そんな気持ちになるのは、やはり自然や季節の移ろいを切に感じさせる雨のせいだろうか?苦笑
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下弦の細長い月から新月へと




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秋雨の海



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最後の夏日



10月も中旬を迎えようとしているが、一昨日は晩夏が戻ってきたような日差しの中にある1日だった。
大粒の汗を垂らして、建物が落とす日陰を伝うように街をしばし歩いた。
暑いながらも、ふと電柱が落とす影が長くなっていることに気付き、視線を向ける。
夏の日差しは目の前を走り去って行ったが、しばしの時を経てまた季節は同じように巡り回って来るだろう。

にわかに吹き込んだ冷たい空気、地面を冷やす静かな雨は、今朝私に秋の訪れを教えてくれた。
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CAMERA: Leica M Monochrome typ 246 LENS: SUMMICRON 35mm F2 ASPH.
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