五島列島 巡礼の旅 PART4



数ヶ月から数年の間に自らスナップ撮影したものの中に「通奏低音」を見つけ、その「通奏低音」=テーマに沿ってカットをチョイスして組んでいくのはきっと奥深く、自らの深部をのぞき込むような作業となるだろう。
そのような取り組みもこれからしていきたいが、今の私のスタンスにしっくりくるのは「ある一つの旅の写真」をスナップ撮影することで、その出発してから帰ってくるまでの時間の連続の中に「通奏低音」を見つけていくことが何よりも楽しい。

この5年間カメラを携えいろいろなところを旅する中、「旅の写真」というものは思いの外むずかしいといつも感じる。
旅をしながら素直に直感的に「良いね!心地いいね!強く印象に残るね!何か感じるところがあるね!」と感じた瞬間、場所で、迷わず気負わずスナップ撮影するのが理想的だ。一方、上手く撮ろう、上手く見せよう、あるいはこういう風にも撮れるのではないかというイメージが旅の足取りを重くさせ、本来気まま気軽に楽しむための旅が、カメラと写真の従者となってしまうこともある。

さまざまなシチュエーション、さまざまな機材組み合わせやスタンスで「旅の写真」のスナップを撮ってきたが、旅自体、旅の写真、両方楽しむには「機材や身の回りがシンプルで、旅の気まま気軽さを邪魔しないこと」が一番大事であると切に感じている。

今回の旅においては、「機材がシンプルで、旅の気まま気軽さを邪魔しないこと」を追求した。カメラは2台だが、それぞれカラーとモノクロ、レンズはどちらもフルサイズ換算50mm画角相当のレンズを付ける。その他の機材や交換レンズは持たず、カメラバックすら持たず、首から正面に1台、右肩からサイドに1台、小さなウェストバックには交換バッテリーと財布のみ入れて、文字通り気まま気軽に旅をした。機材の性能や撮影技術そのものより、こういったスタイルやアティテュードが旅自体の楽しさ、写真の楽しさに大きく影響すると改めて実感する。

旅から戻り、またいつもの日常が私を取り囲んでいく。
旅のスナップショットを振り返り、プリントアウトしていく中、次の旅に行き先がふと心に降りてくる。
次の旅には、さらにシンプルさと気軽さを突き詰めた機材、スタイル、アティテュードで臨みたいものだ。
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goto-mono10.jpg↑カトリック貝津教会
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CAMERA: Leica M Monochrome type 246 LENS: SUMMICRON 50mm F2
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