冬の訪れ


瞬く間にこの1週間が過ぎた。
そして、レンズと写真を通して何を見つめて来たのか?どんな光を求め続けて来たのか?
沈黙の中、それを自らに問い続けた1週間でもあった。

私にとって写真を撮る一つの到達点は、紙プリントを仕上げることである。
写真を撮った時の強く残った印象、感じたこと、心震えたこと、そこにあった光と影の記憶が鮮明なうちに、デジタルデータから紙プリントへとそのイメージを迷うことなく一気に昇華させていく。その一点だけに集中する、孤独で根気と時間と手間の要る作業だ。
昨日、その作業の全てが終わり、程よい虚脱感と疲労感の中、紙プリントに浮かび上がった「ずっと探してきたもの」を改めて眺めてみる。

レンズを通して「この世界」を見つめ、写真を撮っている瞬間、私はいつも満ち足り、感性は研ぎ澄まされ、生きている幸せの形の一つを実感する。
また、心の扉が閉じそうな時、感性の空が暗雲に包まれそうな時、レンズを通して「この世界」を見つめ、写真を撮ることによって癒やされ、救われ、明日へと導かれて居るような気もする。
写真はいつも私自体でしかなく、私が向かい合って見つめたもの自体でしかない。

紙プリントと向かい合う作業から解放され、黄昏時のビーチへと向かう。
ビーチに着く頃には、もう太陽は低い丘陵地の下へと落ちていた。
お気に入りの場所の一つであるが、前回ここを訪れたのは8月のあたま、未だ夏の季節のことだった。
久々に訪れた小さなビーチ、いつもは静かな湾も強い北風に波立ち、その空の光と海の色は冬の訪れを私に教えてくれた。
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CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII LENS: M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 PRO
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