夢の光



私のブログのタイトルの所以にもなっているエピソードをもう一つ。

2012年7月、梅雨が明けて間もない季節のスナップショット。東京都写真美術館で開催された田村彰英先生の個展「夢の光」へと足を運んだ、ひどく暑く、そして長かった1日だったと記憶している。
大きく引き伸ばされた数々のプリントを前に、言葉を失ったまましばらく立ちつくしていた。
カッコいい、クールだ、美しい、懐かしい、心洗われる、ありきたりなどんな言葉でも表現できない「風景」がそこにはあった。おそらく既存の言葉や価値のフレームでは言い表せない「新しい何か」や「無意識下にうごめいている何か」を発見し、カタチにしていくのが本物の表現者なのだろう。
妙な感覚の余韻の中、心がざわざわするのを感じながら恵比寿駅へと帰路に就いた。

「夢の光」のパンフレットに、

「写真とは自分の心を写す鏡であり、自分が社会を見るための窓である」
(MIRRORS AND WINDOWS/1978/MOMA刊)
ニューヨーク近代美術館の写真展部門ディレクターだった故ジョン・シャーカフスキー氏の名言を思い出す。

田村彰英氏 「夢の光に寄せて」より・2012年

と書き綴られていた言葉は、いつも心の奥深くに残っている。

この一年後に田村先生と偶然にもお会いできる機会がやってくるとは、この時は夢にも思わなかった。

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↑CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 LENS: Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95

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↑CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 LENS: Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95

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↑CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 LENS: Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95

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↑CAMERA: OLYMPUS OM-D E-M5 LENS: Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95

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